毛周期について

一本の毛髪には毛周期といわれるサイクルがあります。毛髪は時間をかけて成長した後に抜け落ちて、その後同じ毛穴から毛髪が生え、再び成長を続けるというものです。通常は、2~6年程度の期間をかけてこのサイクルを繰り返しています。
サイクルには、発毛して間もない「早期成長期毛」、毛根部にある毛母細胞の分裂を繰り返して太くなり、毛が成長していく「中期成長期毛」、毛根が委縮を始める「後期成長期毛」の3つの過程があります。

はげの種類

はげの種類には大きく分けて、以下の4種類があります。

[円形脱毛症]
円形脱毛症とは、円形あるいは楕円形の輪郭のはっきりした脱毛が起こり、拡大していくことをいいます。自ら見ることが出来ないため、自覚症状がないことがほとんどで、先に周囲の人間が気づき、本人が気づくという場合も少なくありません。円形脱毛症にはいくつか種類がありますが、ストレスが影響していることが多く、また発生率としては男性よりも女性の方が多く、子供でも発生することがあります。しかも、ストレスの影響は免疫力が低下する事により脱毛が促進される為、はげ全般に悪影響を及ぼします。円形脱毛症の自己判断としては下記のような項目が挙げられます。

[若年性脱毛症(若はげ)]
若はげとは、10~30代に前髪から髪の毛が徐々に薄くなり、M字形になる症状のことをいいます。一般的には髪の毛が薄くなるのは50代以降ですが、若はげは10代後半の若い世代に見られます。
一般的には若はげと呼ばれていますが、「若年性脱毛症」とも呼ばれており、
早めの対策を行うことで、若ハゲを予防することが重要とされています。
50代以降であれば、老化に伴い毛髪サイクルが衰えてしまい、薄毛になりますが、20代~30代では著しい老化ではなく、明らかに毛髪サイクルに異常をきたしていると考えられます。
多くのケースでは、若はげになる原因があり、それを明らかにし、正しい治療方法を行うことで、若はげの予防や改善をすることが可能です。

(円形脱毛症の主な特徴)
・何の前ぶれもなく、ある日突然脱毛が始まった
・脱毛した部分の形が、円形または楕円形をしている
・脱毛した部分の周りの髪の毛を痛みなく簡単に抜くことが出来る
・抜けた髪の毛の毛根部分が、細く尖った状態だったり、切れ毛がある
・爪に溝のようなすじが横に入ったり、小さなくぼみがある

[粃糠性(ひこう性)脱毛症]
粃糠性(ひこう性)脱毛症とは、フケが毛穴を塞いでしまうことが原因で雑菌が繁殖し、次第に毛穴に炎症を起こしてしまい、毛が抜けてしまう症状です。脂漏性皮膚炎の場合、皮脂が毛穴に詰まり脱毛してしまう場合もあります。

[男性型脱毛症]
男性型脱毛症は、一般的に50代以降に見られ、加齢と共に抜け毛が多くなる症状です。この症状は男性ホルモンが原因と言われており、男性ホルモンを抑制することで改善します。10代~20代に見られる若はげの多くはこの男性型脱毛症と呼ばれており、若はげと特に若年性脱毛症といいます。