はげの原因とは(遺伝と老化・ヘアケア・外傷・病気・薬・放射線)

【原因④ 遺伝と老化】
遺伝傾向は確かにありますが、不規則遺伝であり、親がはげていなくても隔世や隔々世で出ることもあります。特に若い10代~30代の人に見られる若年性脱毛症には、遺伝の影響が強いといわれます。
中でも、父親がはげていると約5割のはげる確率があり、母親の中にも、はげの遺伝子がある場合は(両親がはげの遺伝子を持っている場合)75%近い確率ではげるというデータも出ています。髪質、体質は遺伝しますが、 だからといって必ずはげるわけではありません。また、栄養バランスの偏った食生活、不十分な睡眠時間、過度のストレス、飲酒、喫煙等は、遺伝と同じようにはげやすくする要因になっています。

【原因⑤ 間違ったヘアケア】
★シャンプー
間違ったヘアケアの原因として多いのは、髪を洗う際に使用するシャンプーの問題です。一般的に頭皮の脂ははげの原因と言われるため、つい洗浄力の強いシャンプーを使いがちですが、はげにとってこれは逆効果になります。また、市販のシャンプーで気をつけたいのは、主成分に界面活性剤を使っているタイプです。界面活性剤は簡単にいうと水と油を混ぜるために使われるものです。その性質を利用して一般的にシャンプー、洗剤、化粧品等では幅広く使われています。この界面活性剤は、皮膚細胞内へ入り込み、細胞を殺したり、弱らせる作用があるため、すすぎが不十分だと抜け毛が促進されます。もちろん、洗髪をしないで不潔な状態にしていることも勿論はげる原因になりますが、逆に過度の洗髪でも抜け毛は増えてしまいます。頭皮に有害な界面活性剤入りのシャンプーや頭皮の脂を落としたい一心で洗浄力の強いシャンプーを使用するのは避け、頭皮に負担のかからないシャンプーと優しい洗い方で頭皮を清潔に保つことを基本にしてみましょう。おすすめの洗浄成分は、石鹸、アミノ酸系、ベタイン系の3つです。石鹸シャンプーは、髪がきしむといわれることがありますが、髪がきしむ理由は、石鹸が弱アルカリ性だからです。髪は弱酸性ですが、石鹸は弱アルカリ性なので、石鹸で洗うとキューティクルが開き、髪がきしみます。しかし、弱酸性である石鹸シャンプー用のリンスを使えば、髪は弱酸性に戻りキューティクルが閉じる為、つるつるの手触りになります。これらは適度な洗浄力で頭皮にやさしい成分です。適度な洗浄力で、髪の汚れは落としてくれますが、髪や頭皮に必要なものはしっかり残してくれます。また、傷んだ髪を修復しようとする性質もあります。ベビーシャンプーにも使われる低刺激性の成分です。はげに正しく対処していくには、はげの原因を理解する事と、はげを防ぐ為のはげ対策が大切です。

★毛染め(カラーリング)、パーマ
次に注意したいのが、おしゃれの一部として行っているカラーリングとパーマです。
はげとの直接的な関係性はないものの、基本的に髪の毛を染めることやパーマをかけることは髪の毛や頭皮はもちろんの事、 身体にも影響を与えます。特にブリーチなどで脱色している人は注意が必要です。ホームセンターやスーパー、ドラッグストアで手軽に手に入るブリーチは想像以上に頭皮や髪の毛に大きなダメージ与え、抜け毛などの原因となります。また、パーマなどを頻繁にかけていると、毛が細くなり、切れやすくなってしまうそうです。
抜け毛が気になるものの、カラーリングやパーマをやめられない場合には、出来るだけ間隔をあけるなどの対策をすることも有効と考えられます。

【原因⑥ 外傷・病気・薬・放射線】
頭髪の出る部分の皮膚に怪我をすると、再生した皮膚から頭髪が出なくなる場合があります。これもある程度の広い範囲になると、小さなはげとして認識されます。特にやけどの場合、広い範囲となる可能性があります。
円形脱毛症にはアレルギーやケルズス禿瘡など病気が原因の場合もあるようです。
また、薬剤使用の副作用として頭髪が抜ける例もあり、抗ガン剤はその例の1つとして有名です。
ある程度の放射線に被曝した場合に起こる急性放射線症の症状のひとつとして脱毛が起こる場合があるようです。毛根細胞が被曝により障害を受け毛髪が細くなり切れやすくなることから起こります。